先日、WordPressテーマシリーズ「DigiPress」の新しいテーマとなる「fresco」がリリース予定であることを記事にしました。
本日(2018年5月8日)、新作のWordPressテーマ「fresco」がリリースされています。
久しぶりの「DigiPress」の新作テーマとなります。
リリースにあわせて、操作イメージなど動画も公開されています。
目 次
これまでの「DigiPress」シリーズとの大きな違い
- 従来のDigiPressテーマ専用の設定画面を廃止され、WordPressの「テーマカスタマイザー」(API)を利用したリアルタイムカスタマイズが可能なテーマ設定構成
- 非同期通信技術を取り入れた高速なページ遷移機能
「テーマカスタマイザー」(API)を利用したリアルタイムカスタマイズが可能に
これまでの独自の設定画面でしたが、テーマカスタマイザーによる設定に変更されています。
DigiPressシリーズ利用者なら、専用設定画面は慣れてしまえば、簡単でしたが慣れるまで、どこをどのようにすればいいのかわかりにくい点がありました。
テーマカスタマイザーに変更されて、リアルタイムカスタマイズが可能になっているので、どこがどのように変わったかがわかりやすくなっています。
非同期通信技術を取り入れた高速なページ遷移機能
例えば、pjax(pushState + ajax)という技術を用い、非同期通信によってサイト内のページ遷移の処理を効率化し、ページ表示速度が通常のページ遷移に比べて圧倒的に高速になる仕組みを、DigiPressシリーズで初めて搭載しています。
この他、画像だけでなく動画スライドにも対応した10種類のトップページスライダー、AMP専用ウィジェットなど豊富な機能を搭載しています。
価格は1ライセンス ¥11,899となっています。
デモサイト及び販売先はこちら
さいごに
新作のWordPressテーマ「fresco」は、自由自在のパララックスコンテンツで動きのあるWebサイトが構築できます。
「DigiPress」の難点であるページスピードの遅さネックなのですが、今回、非同期通信技術を取り入れた高速なページ遷移機能を搭載し、以前のテーマと比較したら体感は早くなっていますね。
ただ、GoogleのPageSpeed Insightsでデモサイトを計測してみると、驚くほど低い数字となっているのが少し気になりました。
他社とは違うコンセプトとで「DigiPress」は色々なWordPressテーマをリリースされていますが、最近は優れたWordPressテーマが多くなっているからか、真新しさがあまり感じれないんですよね。
個人的に高機能過ぎずシンプルで使いやすいテーマが書くことに集中できて良いと思います。