WordPress 4.4の日本語版がリリースされたので、早速アップグレードしてみました。
2015年8月18日に「WordPressバージョン4.3 “Billie”」が公開されて約4ヶ月でメジャーアップデートとなっています。
気になる新機能を紹介します。
目 次
WordPress 4.4 “Clifford”とは?
WordPress 4.4は、ジャズトランペット奏者の Clifford Brown に敬意を表して「Clifford(クリフォード)」と名付けられています。
WordPress 4.4 はサイトをより連携しすくなっており、レスポンシブ画像にも対応しています。
WordPress 4.4 “Clifford”へ更新
更新する前に必ずバックアップをとりましょう。
利用しているテーマやプラグインとの相性で不具合がでることもあるからです。
WordPress管理画面より更新確認画面に移動して、WordPress 4.4-ja欄の「今すぐ更新」ボタンをクリックして更新しましょう。
ボタンをクリックすると自動で更新されるので少し待ちましょう。
更新が完了すると「WordPress4.4へようこそ」と表示されます。
WordPress 4.4 “Clifford”の新機能
動画で新機能が一通り紹介されています。
画像のレスポンシブ化
WordPress 4.4ではパソコン、タブレット、スマートフォンなどあらゆるデバイスで、毎回完全にフィットした適切な画像サイズを表示するよう画像のレスポンシブ機能が追加されました。
これまではテーマで対応させていたのが、そのままで動作するようになっています。
コンテンツの埋め込みが可能に
エディターに投稿の「URL」を入れるだけで、設定したタイトル、抜粋、アイキャッチ画像を備えた埋め込みプレビューがすぐに表示されるようになりました。また、サイトアイコンやコメント・共有用リンクも含まれ表示されます。
埋め込みプロバイダの追加
WordPress 4.4 では新しい oEmbed プロバイダを5つ追加されました。Cloudup、Reddit コメント、ReverbNation、Speaker Deck、VideoPress です。
その他開発者向け変更
- REST API インフラ
- タームメタ
- コメントクエリの改善
- ターム・コメント・ネットワークのオブジェクト
WordPress新テーマ「Twenty Sixteen」
WordPress 4.4のリリースとともにWordPressテーマ「Twenty Sixteen」もリリースされています。
毎回ならWordPressをアップグレードすると自動でテーマが追加されていましたが、今回の「Twenty Sixteen」はテーマを自分で追加して利用する形となっています。
Twenty Sixteen はクラシックなブログの流れを汲むモダンなデザインとなっていて、どんなデバイス上でも美しく表示されるように作成されています
柔軟にサイズが変わるグリッドデザイン、自由自在なヘッダー、配色機能など利用しやすいテーマとなっています。
さいごに
画像のレスポンシブや「URL」を入れるだけでプレビュー機能になるなど記事を書くことにより集中しやすくなったのでいいですね。
WordPress 4.4がリリースされたのは、昨日から知っていたのですが、WordPress 4.4 にアップグレードすると、このブログで利用しているDigiPressのテーマ『MAGJAM』ではサイドバーが表示されなくなるという不具合がありましたので、WordPress 4.4に出来ない状況でした。
現在は、『MAGJAM』を最新バージョン1.1.1.9がリリースされサイドバーが表示されなくなる不具合を修正されています。
テーマを先に最新バージョンにしてからWordPress 4.4にアップグレードされることをオススメします。
このようにテーマによっては不具合が起きる可能性がありますので、事前にバックアップをとってからアップグレードされることをオススメします。
それではまた〜